新型コロナ対策で引っ越しは延期すべき?不動産屋の見解紹介
新型コロナウィルス緊急事態宣言の影響で、引っ越しを予定していた方々に、様々な影響が出ています。
「引っ越ししようか?延期しようか?」
「仕事で引っ越しを延期できないけど不安・・・・」
など、戸惑っている方は多いのではないでしょうか。
ここでは、不動産屋の見解と引っ越し業者の対策について書いています。
【結論】新型コロナ対策で引っ越しは延期したほうがいい
緊急事態宣言が発表された今、人と接触する機会をできる限り減らすべきです。
引っ越しも人との接触が少なからず発生する点から例外ではありません。
新型コロナウイルスがいつ収束するかは予想できませんが、やむを得ない事情を除き、引っ越しに関しても事態の収束をまつことが賢明な判断といえるでしょう。
新型コロナ感染のリスクを伴う行動は避けたほうがいい
感染者が増え続けている現在では、少しでもリスクのある行動は避けるべきといえるでしょう。
2020年の春時点での実際の引っ越しキャンセルや延期は引っ越し全体の40%に上っています。
特別な事情がないかぎりは引っ越しを延期しましょう。
新型コロナで実際の引っ越しキャンセル・延期状況は?
引っ越し業者に対して新型コロナウイルスの影響についてアンケートを行ったところ、
以下のような理由で一部の引っ越しがキャンセルになっていることがわかりました。
- 長期の出張がなくなったので引っ越し自体をキャンセル
- 転勤が延期になったので引っ越しも延期
- 学校が休みになったので平日に引っ越しを前倒し
- 新築物件の中国製の部品が届かないため工期が遅れ、引っ越しが延期
このように見てみると、新生活の始まりの時期に緊急事態宣言が出されたことで、引っ越しの予定にも影響がでていることがわかります。
引っ越し業者の新型コロナウイルス予防対策・対応状況は?
引っ越し業者が実際に行っている予防措置として以下があげられます。
- 作業担当者に洗えるマスクを支給
- 検温の実施
- 従業員の手洗い・咳エチケットの徹底
- 全拠点へのアルコール消毒液の設置
- 全拠点への空気清浄機または加湿器の追加設置
上記は一部にすぎませんが、引っ越し業者も最大の配慮と対策をおこなっていることがわかります。
引っ越しを延期できない場合の新型コロナ対策は?
新年度から通う職場や学校が現住所から遠い場合には、
引っ越しをすることがどうしても必要となってくる方もいらっしゃるでしょう。
このように引っ越しの延期ができない場合に気を付けるべきポイントを3つ紹介します。
- 内見は最低限にする
- 徒歩もしくは、自転車圏内を探す
- しっかり予防する
物件の内見は最低限にする
例年でしたら、できるだけたくさんの物件を内見して比較検討をすることができるのですが、
新型コロナウイルスの影響下では様々な場所に足を運ぶことは望ましくはないですよね?
感染のリスクを大きくする内見を最低限にするためには
- 不動産屋さんに物件の写真や動画を共有してもらう
- Googleストリートビューで立地を確認する
- 前もって気になる物件を絞る
などがあげられます。
内見に行く前に気になる物件の情報収集をして、内見の件数を最低限にしましょう。
徒歩もしくは、自転車圏内を探す
この時期に人口密度が高い場所にいくことは避けるべきです。
都会で最も感染リスクが高いスポットの一つとして挙げられるのは満員電車です。
職場や学校へ徒歩、もしくは自転車で通勤・通学が可能であるのなら、電車通勤を避けることができます。
自宅が、職場や学校から徒歩もしくは、自転車圏内であることは、事態が収束した後もさまざまな面で利便性が高いと言えます。
新型コロナ対策でしっかりと予防する
「いざ、内見」といった際には絶対に予防対策をしてください。
最低限としては、マスク着用があげられます。
それに加えて、何か物に触った後には消毒を徹底することや、帰宅後の手洗いの徹底等も対策として実行すべきでしょう。
まとめ
新型コロナウイルスの影響が、引っ越し業界にまで影を落としていることは、引っ越しを控えている方にとって非常に悩ましい問題です。
そんな不安を解消するために、ここでは、実際の不動産屋の見解や引っ越し業者へのアンケートを交え様々な選択肢を紹介してきました。
やむを得ない引っ越しの場合は細心の注意を払うことが求められます。