引っ越し見積もりの値下げ交渉で重要な3つのコツを伝授
引っ越し見積もりをとった時の値下げ交渉術を伝えていきます。
「引っ越しってかなりお金がかかる…」
「引っ越しの見積もりは出してもらったけど、もっと安くならないの?」
誰もが一生に一度は経験するであろう引っ越しですが、
とにかく引っ越しにはお金がかかるため、めんどくさくなってしまったり、値下げ交渉を試みたいけど、そもそもできるのか不安という方は多いと思います。
ここでは、そんな方のためにより安く引っ越しができる方法を伝授していきたいと思います。
より安く引っ越しをするために必要なものはまさに「価格交渉力」なのです。
でも、「なんだかずうずうしく思われないかな?」とか「そもそも交渉とか苦手だし…」という方もいるはずですよね?
でも、安心してください。
ここ10年以内に6回ほど引っ越しを経験してきた私がしっかりと適切な「引っ越し値下げ交渉術」を伝授したいと思います。
この記事を読めば、あなたも「引っ越し値下げ交渉術」マスターになれるでしょう。
引っ越し値下げ交渉を優位に進める3つの方法
引っ越し値下げ交渉を優位に進める1番の方法は「複数業者の比較検討」です。
ある1つの業者に絞って見積もり交渉をしても、比較検討の余地は広がりません。
また、1社の独占価格状態になってしまうため、値下げ交渉も難航してしまいます。
比較する業者が多ければ多いほど引っ越し業者にとって価格競争になり、私たち依頼主が優位な立場に立つことができると言えるでしょう。
【1】複数の引っ越し業者で見積もりを取る⇦重要
まず初めに、引っ越しの値下げ交渉を行うためには複数の引っ越し業者で見積もりを取ることは必須条件となります。
あらかじめ、検討中の引っ越し業者には「見積もりをみて比較検討している」という旨を伝えるべきでしょう。
また、「比較検討はしたいけど、そんなに時間を割けない」という方は引っ越し一括見積サイトを活用するのも良いと思います。
【2】「この値段にしてくれれば、カードで即決します」⇦最終手段
そもそも「カードで即決」って?と思った方。
即決カードとは「あともう少しの値下げで即決します」と伝えるいわば、値下げ交渉界での最終手段ともいえるでしょう。
このカード即決は最後の切り札ですので、最後まで取っておきましょう。
「カードで即決」は交渉が得意な人・苦手な人・価格への満足度により発動するベストなタイミングが異なってくるので注意が必要です。
【3】「値段交渉はしません!一番安い見積もりの業者に決めます!」と伝える
こちらは交渉が苦手な方、また交渉に不慣れであったり、短期決戦型の方にお勧めする方法です。
「価格交渉をしない」ということで引っ越し業者は後に引くことができなくなり、限界まで値下げがなされた価格を提示してもらいやすくなります。
交渉の手間も省け・なおかつ引っ越し業者から安い見積もり金額を引き出す賢い方法とも言えるでしょう。
引っ越し値下げ交渉で注意するポイント
「引っ越しの値下げ交渉のテクニックについてはわかったけど注意点は?」と考えた方、
もちろん値下げ交渉にあたって注意するべきことはあります。
ただ闇雲に値段交渉をしても時間と労力がかかるだけではなく、引っ越し当日に業者の方と気持ちのよい引っ越しができない場合もあります。
しかし、注意する点を気をつけていれば、値下げ交渉が円滑になり、引っ越し当日を気持ちよく迎えることができるでしょう。
大体の引っ越し相場を理解する
実は闇雲に引っ越し業者と値下げ交渉をしても、それだけでは不十分なのです。
おおよその引っ越し相場を理解していない場合、現在提示されている額が高いのか・安いのかという判断がつきづらいからです。
引っ越し費用の相場は1年の中でも変動があるので、そこにも注意が必要です。希望の引っ越し日の相場を正しく理解しましょう。
単身(一人暮らし)の引越し費用の相場
引越し先 | 荷物が少ない | 荷物が多い |
||
---|---|---|---|---|
5月~2月 | 3月・4月 | 5月~2月 | 3月・4月 |
|
同一都道府県内 | 2万円~2万2000円 | 2万6000円~3万1000円 | 2万5000円~3万円 | 3万5000円~4万3000円 |
都道府県外 | 3万円~5万5000円 | 4万7000円~8万円 | 4万2000円~7万4000円 | 6万2000円~10万5000円 |
平均金額 | 2万7000円 | 3万7000円 | 5万7000円 | 5万円 |
家族の引越し費用の相場
引越し先 | 2人・3人家族 | 4人・5人家族 |
||
---|---|---|---|---|
5月~2月 | 3月・4月 | 5月~2月 | 3月・4月 |
|
同一都道府県内 | 5万円~7万円 | 6万5000円~11万1500円 | 6万5000円~9万円 | 9万5000円~11万6000円 |
都道府県外 | 7万5000円~18万5000円 | 9万7000円~30万円 | 9万円~22万円 | 16万円~36万円 |
平均金額 | 6万5000円 | 10万円 | 8万円 | 11万2000円 |
引っ越し業者の見積に即決しない
引っ越しの見積もりの際に「即決してくれるなら値下げします」という営業トークをかけられた際には注意です!
引っ越しの手続きを進めてから、実は他の引っ越し業者の方が安かった…などという悲劇を生みかねない行為だからです。
自分の引っ越し予算内に収まっていたり、とにかくスピード重視といった方は一概にお断りを入れる必要がない場合もあります。
交渉のやりすぎに注意
これまで引っ越しの値下げ交渉術についてお話してきましたが、過度な値下げ交渉は取引自体を断られる可能性があります。
引っ越し業者も営利企業です。
利益が得られない引っ越しは断らなければ、経営が立ち行かなくなってしまいます。
値下げ交渉とはいっても自分のことだけを考えるのではなく、ときには妥協するという勇気ある行動も求められるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
引っ越しの値下げ交渉術は基本的に長期戦になりがちです。
粘り強さがカギになってきます。
しかし、度を越した値下げ交渉は相手も自分も最終的に得をしないという場合があります。
状況を見極めて、切り上げることも心にとめておいてください。
あなたの引っ越しをする条件に合った、料金やサービスを提供してくれる引っ越し業者をしっかり見極めて、比較して選んでください。
おすすめの見積りサイトをこちらにまとめていますので、よろしければご活用ください
引っ越しがお得に、安全に進むことを心から願っています。